先輩看護師インタビュー(2)
リーダー看護師編

5年目看護師インタビュー

上司・先輩・チームスタッフ、多職種の仲間と
連携しながら「看護の力」を磨いた5年間

心臓病大動脈センター病棟(通称/5S病棟)
小林 佐登史

3年目で新人教育、5年目でチームリーダー
病棟看護責任者と共に、病棟の運営に関わる

さまざまな疾患を学べる救急病院に就職したいと考え、相澤病院に入職しました。循環器疾患の看護に興味があり、希望が叶い心臓病大動脈センター病棟で勤務しています。勤務3年目で新人の指導を担当し、5年目からは2チーム編成のうちの1チームのリーダーになりました。チームメンバーの教育を行いつつ、病棟の業務改善についての会議に参加して、現場の意見を伝えながら改善策を提案し、実行する役割を担っています。

周術期管理から生活指導まで
幅広い知識を教える部下の教育に悩む

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循環器科の看護教育は、心電図モニターの読み取りを基本として術中を含む周術期の管理、多彩な薬剤の退院に向けた生活指導まで、幅広い知識とスキルを身に付ける必要があります。新人教育を担当して、自分の知識や指導力の不足を痛感しました。教育担当者の会議で、教育プランやメンバーの課題について報告と相談をし、先輩からの指導と助言を受けて、少しずつ教育担当としての役割を果たせるようになりました。

始業2時間前からの情報収集で
医療安全を守る看護の工夫を見つけていく

始業前に出勤して看護記録を確認し、患者さんの状況収集を行うことを日課にしています。身体の中枢を扱う病棟で、急変する患者さんもいて、ちょっとした認識の違いや意思疎通の行き違いで取り返しのつかない事態を招きます。患者さんやご家族の希望や状況を把握するためにも、看護の工夫を重ねていくためにも欠かせない時間です。入職当時は体調管理に苦労しましたが、1年目より2年目と、少しずつ慣れていきました。

病棟に所属するPT、OT、薬剤師、管理栄養士とも
連携しながら「看護の力」を追求していきたい

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循環器の疾患は退院後の服薬管理、栄養管理や生活習慣の指導が重要です。薬剤師や管理栄養士、リハビリスタッフと連携して行う生活指導に、面白さとやりがいを感じています。相澤病院はコメディカルだけでなく管理栄養士までもが病棟に配属されていて、職種を越えて同じ部署の仲間として密接にコミュニケーションを取りながら連携しています。これからも、「仲間」と連携しながら、「看護の力」を追求していきたいと思っています。

5年目看護師インタビュー

5年で得たのはチームの信頼とリーダーとしての自負
その原動力は、ICUの看護を追求したいという姿勢

ICU勤務(入職5年目)
橋詰 沙織

「患者さんを断らない」理念に共感して入職
5年でリーダー業務を担当するまでに成長

相澤病院に新卒で入職して、今年で5年目を迎えます。24時間365日患者さんを断らない、という理念に惹かれて入職を決めました。入職直後は、ミスをして叱責を受けることもありましたが、チームの先輩の指導を受けながら、必要な看護や薬剤を理解して実践する、「看護の基本」を積み重ねて、責任者が不在のとき責任を負うリーダー業務を任されるようになりました。「一人前の看護師」に近づけたかな、と思っています。

患者と家族が厳しい状況にさらされるなかで
気持ちを察しながら相対していくプレッシャーと戦う

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ICUの看護は、患者さん、ご家族共に深刻な状況にさらされる中で、気持ちを察しながら苦痛が無いように看護をしていく必要があり、特に若手は心身共に負荷がかかります。入職して2年目に、受け持ちの患者さんが急変して亡くなり、ショックを受けていると先輩が体験談を話してくれて、乗り越えられました。今では私も新人教育担当になり、「ご家族によくケアできていたね」など、新人にポジティブな言葉をかけるように心がけています。

感染のリンクナースとしてチームスタッフをリード
看護品質向上の「創意工夫」から成長につなげる

ICUでは、看護品質委員会の活動の一環として、手指衛生遵守率の向上に力を入れています。私は、感染のリンクナースとして遵守率向上対策の立案と実行を担当しています。例えば、スタッフ間の相互チェックをルーティーンにする、実施が徹底されないことがあれば、その原因を探しだし、病棟にフィードバックして改善を求めます。こういった看護の「工夫」の積み重ねが自分の成長につながっていると感じています。

学会推奨の治療や看護技術を外部で学び
ICU内に広めていく役割を担っていきたい

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手術室やHCUなど、他の部署で違う処置を学んだほうが良いかなと考えることもありますが、ICUの看護が好きなので、ずっとICUで救急医療を学んでいきたいと思っています。目標は、後輩の指導が的確にできて、患者さんの急変にいち早く気がつける看護師になること。院内・院外の研修や学会への参加が推奨されているので、学会推奨の最新の治療・ケアを学び、それをチームの他のメンバーにも広めていく役割を担えるようになりたいですね。

10年目看護師インタビュー

「家庭と両立できる環境があるから、10年
同僚と、多職種と「退院、その先にある看護」を追求

回復期リハビリテーション病棟(通称/5A病棟)
酒井 千尋

「患者さんの側で、患者さんの話しを聞ける看護師」
憧れの先輩の背中を追いかけて、気がつけば10年

私は、相澤病院に新卒で入職して、結婚・子育てを経験しました。今は2人目を妊娠中です。入職以来、5S病棟に所属して、育休と産休を除いて10年目を迎えました。看護学生の頃から「患者さんのそばに立って、患者さんの話を聞ける看護師」が理想の看護師像だったのですが、入職したときに同じ職場にいた先輩が、私が理想として思い描くような看護師で。その先輩の背中を追いかけて、気がついたら10年が過ぎていた、という感じですね。

看護師を支える事務部門や保育士に支えられて
子育てと仕事を安心して両立できた

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現在は子育て中なので、正職員のままで、8時30分から16時までの時短勤務をしています。育児では、「保育所aiすくすく」にとても助けられています。子どもはのびのび遊んでいますし、施設内調理の給食も出ます。子育てと看護を両立できるのも、仕事を続けられている理由ですね。相澤病院は、保育士さんたちをはじめ、病棟クラークや事務部門のスタッフなど、看護師をサポートしてくれるスタッフが本当に充実していますね。

多様な看護観を学べる「ai-ness」と
技術の標準化を裏打ちするインストラクター制度

10年目を迎えて、教わる側から教える側になることが増えました。病院独自の教育制度「ai-ness」は複数の看護師の看護観を学び、自分に合うものを選んでいけるのが良いところですね。でも、考え方とは別に、エビデンスがある技術や観察がチーム内でバラバラだと教育を受ける側は迷います。その点、当院では研修を受けたインストラクター資格を持つ看護師が技術を教えるので、技術の標準化が徹底されていて、仕事もしやすいですね。

看護師と多職種の連携から生まれる
「退院、その先にある看護」を追求

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5A病棟は、術後の「お家に、暮らしに帰る」生活援助が主な役割です。リハビリスタッフはもちろんのこと、MSWや薬剤師、管理栄養士と看護師が連携して、退院に向けた「その先にある看護」を実践できます。患者さんと接する機会も多いので、この病棟で回復期の看護を担当できて、本当に良かったと思っています。これから入職する皆さんとは、「教える」よりは一緒に勉強しながら、患者さんと関わっていきたいと思っています。

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